再編後の教育環境向上は…校舎改修、スクールバス、部活動等
【令和5年度大野市当初予算・主な予算措置】
- 3校の改修経費(R5-7継続費総額31億3194万5千円、うちR5は14億6626万9千円)
- 2校のスクールバス運行委託(R6-10債務負担行為限度額3億8272万3千円)
- 部活動の地域移行推進(585万3千円)
- 小中学校の再編計画推進(8978万4千円)
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中学校は令和6年度に2校(開成中、陽明中)に再編となり、先行再編した下庄小を含めた校舎の改修が始まります。閉校する3校(尚徳中、上庄中、和泉中)の校区を運行するスクールバス購入費や運転手確保など運行事業者と準備を進めるための債務負担を可決しました。
休日における部活動を地域団体に移行する方針とともに、令和5年度から部活動の加入を「任意」とする方針が通知されるなど、部活動を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。県中体連の大会が平日開催と発表され、生徒や保護者に不安の声が上がっています。
児童生徒の教育環境を整える学校改修は必要です。工期が長期にわたることから、授業への影響など、現場が混乱しないよう配慮を求めています。
スクールバスは、学校生活や部活動の実態に合わせたきめ細かな運行を求めるとともに、市全体の公共交通体系を見直す方針であることから、児童生徒以外の利用検討を求めています。
部活動は中学生活の大事な要素であり、生徒を第一に考えた制度のあり方を求めています。