注目大野市政

信頼ある行政運営と健全財政

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

(3月議会代表質問)4.官民連携した地域内経済循環率の向上策について

この記事は公開から2年以上経過しています。

令和4年3月第427回大野市議会定例会は3月7日(月曜日)から本会議再開。
代表質問と一般質問が行われます。私は会派を代表して7日午前10時から代表質問に立ちます。

今回は5項目にわたり質問します。市民や事業者が不安に感じている人口減少(特に少子化対策)と小中学校再編の動き、新型コロナウイルス感染症の流行と経済対策の必要性、付加価値高めて地域内の経済循環を高める方策、信頼される行政運営と財政健全化について、すでに理事者側に提出した質問通告の概要を順次お知らせしていきます。

  1. 令和2年国勢調査結果と少子化対策について
  2. より良い教育環境と生きる力について
  3. 新型コロナウイルス感染症と経済対策について
  4. 官民連携した地域内経済循環率の向上策について
  5. 持続可能な行政運営と行財政改革について

 

(質問概要)
新たに策定する「越前おおの産業ブランド力向上戦略」において、大野市の2015年の地域内経済循環率は福井県内9市最低の65.4%であったことが示されている。15歳から64歳までの生産年齢人口の急減が予測されており、消費低下が危惧されるとともに、企業は人材不足が顕著であり、観光客を受け入れ外貨を稼ぐ取り組みも急務である。

行政は人材育成を含めた事業者との連携が必要であり、観光地周辺公共施設の民間活用促進、地元企業にメリットがある企業の誘致、エネルギー自給率を高める施策など、選択と集中による投資が求められる。また、職員自らが地元での消費拡大の行動を起こすこと、予算執行に当たっても物件費や需用費、役務費において市外事業者への安易な支出を改めることが循環率向上に寄与すると考える。そこで質問する。

○「越前おおのブランド戦略」の目標設定のうち地域ブランド調査による令和3年度の認知度(863位)、魅力度(908位)が急低下した結果をどう評価・分析したのか。

○中部縦貫自動車道の開通効果を観光に生かすため、大野ICから(仮称)和泉IC区間における令和4年度末の開通を見据えた予算はどのように措置したのか。また、新たに策定する「越前おおの産業ブランド力向上戦略」の数値目標、令和8年度における宿泊者数15万人、観光入込客数350万人の積み上げはどのように行ったのか。

○令和2年度から福井県と大野市で検討を進めてきた六呂師高原の活性化について先月、市民意見の募集とともに「六呂師高原活性化構想(案)」が公表された。県や市の公共施設、民間施設も多く立地しており、アウトドア観光によりエリア一帯の価値を高めるためにはプレイヤーが重要となる。提案理由によると、新年度、福井県において民間事業の参入可能性の検討が進められる予定とのことだが、公募から整備にかかるスケジュールは。また、構想実現に向けて大野市は協力するとのことだが、どういったスタンスで臨むのか。

○人が担わなければならない仕事に対する人材確保や処遇改善は、持続可能な大野市づくりに官民一体で取り組む必要がある。そのような中、改訂作業の進む大野市公共施設等総合管理計画~大野市公共施設再編計画編~において「現状維持」とした大野市職業訓練センターで行っていた講座を廃止し、生涯学習センターに集約した上で職業訓練センターの管理を(一財)越前おおの農林樂舎が担う方針が示され、一部関係予算が計上されたが、企業が求めるニーズに生涯学習センターや(一財)越前おおの農林樂舎がどう応えられると考え、今回の方針を示したのか。また、ゼロカーボンシティを宣言した大野市において森林の整備・管理は中長期の視点で取り組む必要があり、長いスパンでの人材育成に森林環境譲与税を重点的に配分するなど市の考えは。

注目大野市政

市民が注目している話題の市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。