注目大野市政

より良い教育環境と小中学校の再編

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

(議会質問と答弁)コロナ禍で自粛続く部活動と学校再編…子どもたちの成長を中心に

この記事は公開から2年以上経過しています。

2.より良い教育環境と生きる力について

【キーワード】小中学校再編、準備委員会、部活動、地域移行、地域づくり、校舎の長寿命化、成人年齢引き下げ

(質問)
大野市小中学校再編計画は平成29年1月に策定された内容を見直す中で、「令和6年4月に中学校を2校に、令和8年4月に小学校を7校とし、既存の建物を活用する」ことで昨年12月に改訂されました。まずは、これまでの議論にご参加いただいた皆さま、関係者に深く敬意を表したいと思います。

ここからが大切です。再編は手段であり、目的は「より良い教育環境を整えて生きる力をつけること」です。校区ごとに設置される準備委員会に関して、新たな学校としてスタートするにあたり、準備委員会で議論し決定するテーマと市教育委員会としてあらかじめ方針を定め、その細部について準備委員会に諮るテーマがあると思います。

○保護者や児童の関心が高い中学校における部活動については現在、休日における地域への移行など過渡期にあり、大野らしい部活動のあり方を定めていく重要な時期です。そこで、再編後の部活動設置方針はいつどのような形で決定するのか伺います。併せて、令和4年度、5年度の部活動における交流や地域移行も含めた活動の場の確保が重要となりますが、どのように取り組んでいくのかお聞きします。

なお、新型コロナウイルス感染症が拡大し、部活動の自粛と、クラブチームやスポーツ少年団の活動自粛要請が出されています。すでに一カ月以上続いており、子どもたちの心身状態が本当に心配です。スポーツと健康の連携を打ち出している大野市として、子どもたちの健全な成長につながる対応を求めます。

(回答)
教育委員会は、令和元年7月に「部活動の在り方に関する方針」を策定した。この方針に基づいて、生徒の思いも尊重しながら、再編準備委員会の中で十分に協議をしていく。

また、各学校の歴史と伝統、文化を大切にすることを常に意識しながら進めることとし、令和5年度の秋の新人戦大会までは現在の学校で活動する。その後は、令和6年度を待たず部活動の交流活動を進めていきたい。現在、生徒が希望する全ての部活動が学校に設置いないが、地域のスポーツクラブなどの活動を部活動に準じる活動として認めている。

国は、令和5年度以降の休日の部活動の段階的な地域移行を掲げており、新年度から地域の競技団体などのご協力を得て、地域での活動の場の確保について協議していく。(※あくまで私が聞きとった内容をお伝えしています。後日、議事録が公開されましたら改めてお知らせいたします)

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