注目大野市政

信頼ある行政運営と健全財政

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

(令和6年度予算)「行政経営分野」財政健全化の道筋と意識改革・行動を

大野市ホームページ(令和6年度予算概要)に予算概要資料が掲載されています。
※令和6年度予算基本方針は、重要事項、財源の確保、歳出の重点化を定めて「100年先も誇れる大野市」を目指すとしています。

【一般会計予算の概要】

予算規模は、213億8000万円で過去最大。うち、税収や寄付金、基金(貯金)からの取り崩しによる繰入金など自主財源は60億4728万円で28.3%。残りは地方交付税や市債(借金)、国県支出金などで手当て。

「行政経営分野」結のまちを持続的に支える自治体経営

(現状と対策)令和6年度予算における財源のうち、基金等からの繰入金は13億2,179万3千円で前年度と比較して1億4,658万2千円増、そのうち財政調整基金の取り崩し予定が5億円を見込んでいる。市債(借金)の借入は34億750万円と前年度比19億160万円増で歳入(収入)を補う厳しい財政状況であり、「市民や団体等と行政が協働してまちづくりに取り組んでいることを肝に銘じ、行政独りよがりの施策は行わない」と歳出の重点化に取り組んだとする予算の執行を徹底するよう求めた。

物件費が増え続けており、公共施設の再編も待ったなし。令和6年度には施設使用料の改訂に向けた議論を行うほか、市民や団体へ負担を求める予算も複数計上されており、丁寧な説明とともに議会や市民への早めの情報開示、十分な議論の実施を求めた。以下、令和6年度予算の主な事業を掲載。カッコ内は財源のうち、国県支出金を除くもの)

  • 市議会本会議のYouTubeを活用したLIVE中継をはじめ議会運営全般に要する経費として1,082万5千円(うち諸収入6万円、一般財源1,076万5千円)
  • 第六次大野市総合計画の後期計画策定に向けた市民アンケートの実施などにかかる費用として721万3千円(うち、諸収入3万円、一般財源718万3千円)
  • 令和6年7月1日の大野市制施行70周年の記念式典の経費として445万3千円(すべて一般財源)
  • 行政内部の事務統合システムを導入・運用する経費として1,783万2千円(すべて一般財源)
  • 市役所庁舎の管理経費として7,973万円(うち、諸収入468万2千円、一般財源7,504万8千円)
  • 多田記念大野有終会館の管理経費として7,055万6千円(うち、利用者負担金548万2千円、基金からの繰入金1,996万5千円、基金利子1千円、一般財源4,510万8千円)

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