注目大野市政

大野市民の生命と財産を守る(防災減災・自助共助)

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

(令和6年度予算)「健幸福祉分野」医療費削減効果など成果を明確に

大野市ホームページ(令和6年度予算概要)に予算概要資料が掲載されています。
※令和6年度予算基本方針は、重要事項、財源の確保、歳出の重点化を定めて「100年先も誇れる大野市」を目指すとしています。

【一般会計予算の概要】

予算規模は、213億8000万円で過去最大。うち、税収や寄付金、基金(貯金)からの取り崩しによる繰入金など自主財源は60億4728万円で28.3%。残りは地方交付税や市債(借金)、国県支出金などで手当て。

「健幸福祉分野」健幸で自分らしく暮らせるまち

(現状と対策)令和3年度から市役所組織の大幅な機構改革を断行。スポーツ分野を市長部局に移管して、健康分野や福祉分野との連携を強化するとしたが、スポーツ施設は利用増加に向けた連携は単発のイベントのみとなっており、施策の連携が求められています。

また、健康分野で令和3年度から始まった「ヘルスウオーキングプログラム」は市内参加者が増加するにつれて県外事業者への委託料支払いも増加。3年間の実施による効果として「医療費等の削減効果があった」ことから令和6年度も継続するとしたが、大野市国民健康保険は医療費増加により保険税率改訂(全体で値上げ)するなど、成果が実感できる施策の展開が求められています。以下、令和6年度予算の主な事業を掲載。カッコ内は財源のうち、国県支出金を除くもの)

  • 地域福祉計画(令和7年度までの計画期間)の改訂に向けた市民アンケートの実施費用として24万8千円(すべて一般財源)
  • 福祉タクシー乗車券をこれまでの年24枚から60枚に制度拡充するなど、障害者の自立支援に向けた費用として651万6千円(うち、預託金元金収入150万円、一般財源431万6千円)
  • 高齢者の外出促進としてタクシー乗車券を年6枚から24枚に制度拡充するなど、在宅での介護予防を促す費用として1,566万3千円(うち、一般財源1,486万3千円)
  • ヘルスウオーキングプログラムを継続するとともに、参加者数を2,930人に拡大(令和5年度は2,370人)する費用として4,954万8千円(うち、国保特別会計からの繰入金189万3千円、参加者負担金240万円、一般財源2,827万8千円)
  • 妊婦や乳児の健診、乳児家庭の全戸訪問、妊婦や出産による支援金の支給に関する費用として3,936万円(うち、一般財源2,375万2千円)
  • 健康保養施設あっ宝んどの管理運営の費用として3,916万7千円(うち、一般財源3,116万7千円)
  • エキサイト広場の管理運営の費用として3,237万4千円(うち、利用者負担金211万6千円、基金利子その他19万2千円、一般財源2,904万4千円)
  • クロスカントリースキーのDAINOUスポーツランドの管理運営の費用として503万3千円(うち、利用者負担金15万4千円、一般財源467万9千円)
  • B&G海洋センターのミーティングルーム空調工事などの費用として2,215万2千円(うち、市債1,000万円、財団からの支援金1,100千円、一般財源115万2千円)

 

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