注目大野市政

子育て支援の充実と負担軽減策

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

(令和6年度予算)「こども分野」出生数増加につながる施策は

大野市ホームページ(令和6年度予算概要)に予算概要資料が掲載されています。
※令和6年度予算基本方針は、重要事項、財源の確保、歳出の重点化を定めて「100年先も誇れる大野市」を目指すとしています。

【一般会計予算の概要】

予算規模は、213億8000万円で過去最大。うち、税収や寄付金、基金(貯金)からの取り崩しによる繰入金など自主財源は60億4728万円で28.3%。残りは地方交付税や市債(借金)、国県支出金などで手当て。

【こども分野】未来を拓く大野っ子が健やかに育つまち

(現状と対策)令和5年中の大野市における出生数は過去最低の110人。前年比39人減と急激な少子化が進んでおり、対策が急務。子育て世代の不安を丁寧に取り除き、希望する出会い、結婚、出産、子育てが叶えられる大野市づくりが求められています。以下、令和6年度予算の主な事業を掲載。カッコ内は財源のうち、国県支出金を除くもの)

  • 現在、観光客駐車場として利用している結ステーション隣接の「まちなか交流センター」を天候に左右されない子どもの遊び場として改修する費用として3億808万円(うち、市債9,370万円、一般財源1,873万円)
  • 福祉事務所や大野市社会福祉協議会が入る市役所隣接の「結とぴあ」内に、こども家庭センターを設置する費用として891万7千円(うち、一般財源149万円)
  • 若年層の結婚を応援する費用として1,440万円(うち、一般財源230万円)
  • 低所得世帯、ひとり親世帯の児童(小学4~6年生)の習い事を支援する費用として480万円(うち、一般財源160万円)
  • 放課後児童の児童センターでの居場所を確保する費用、「こどもまんなかフェス」開催経費として1,399万3千円(うち、利用者負担186万円、一般財源404万5千円)
  • 放課後児童の公民館での居場所を確保する費用として2,731万円(うち、利用者負担127万6千円、一般財源918万4千円)
  • 小中学校再編に伴う既存校舎の改修工事(下庄小、開成中、陽明中)や、今後改修となる有終南小、富田小の改修に向けた実施設計に要する費用として16億1,171万6千円(うち、市債9億1,270万円、基金繰入金6,450万9千円、一般財源4,829万7千円)
  • 学校運営協議会での協議に基づく特色ある学校づくりとして、有終南小学校グラウンドの芝生化に要する費用として3,006万8千円(うち、スポーツ振興くじ助成2,367万6千円、地元負担金634万5千円、一般財源4万7千円)
  • 医療的ケア児の小学校における他児童とともに教育を受けるための費用として251万3千円(うち、一般財源168万6千円)

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