注目大野市政

中部縦貫自動車道の開通効果を活かす

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(令和5年9月議会)観光で稼ぐ新組織への基盤強化支援の概要と市の関わりは

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令和5年9月大野市議会の議案一覧・観光産業化、物価高騰対策など議論

(議案第58号)令和5年度一般会計補正予算案
款7商工費 項1商工費 目2商工振興費

○観光を軸に稼ぐ新組織設立事業【財源組替】
→令和5年度当初予算(2,354千円)全額に国庫支出金である地方創生支援事業費補助金(※)を充当

○(新規)越前おおの観光ビューロー基盤強化事業補助6,600千円
 (地方創生支援事業費補助金250千円充当、残りは一般財源)
→9月設立予定の観光を軸に稼ぐ新組織「一般財団法人越前おおの観光ビューロー」に対して、市職員を派遣する(人件費負担)とともに立ち上がり期の基盤強化資金を支援するもの。

(※)地方創生支援事業費補助金は、自治体SDGsモデル事業として環境、経済、社会の3つの側面を達成する持続可能な取り組みを国が支援するもの。大野市の取り組み概要はこちらをご確認ください。

 

(補正概要)

中部縦貫自動車道の福井県内全線開通(令和8年春)までに観光で稼ぐ体制を整えるとして、(株)平成大野屋と(一社)大野市観光協会を解散して、新たな組織を立ち上げ、大野市の観光を強力にけん引していくもの。大野市は出捐(株式会社でいう出資)は行わないが、職員の派遣(人件費負担)と基盤強化資金の交付として立ち上がり期の財政支援を行う予定であり、今回、補正予算が計上された。

 

(論点)

  • まちなか観光だけではなく、六呂師高原活性化構想に基づく事業展開、九頭竜インターチェンジ開通で福井県の東の玄関口として観光資源を活かした施策が期待される九頭竜エリアをどういう取り組みで活性化させていくのか。(市のビジョンと法人のビジョンは一致しているのか)立ち上がり期の支援や人的支援はいつまで行う予定なのか。
  • この法人の主たる売り上げは何か。また将来的な事業展開は。
  • 観光で稼ぐとは観光消費額を上げることだが、税収の反映をどう考えているのか。市の覚悟は(これまでの誘客重視の市の事業を抜本的に見直す必要がある)。
  • 出捐しない法人に市長(評議員)、地域経済部長(理事)がどのように関わるのか。また、議会(市民)への説明責任は。
  • 道の駅越前おおの荒島の郷をゲートウェイとして整備して市内各所を周遊させるとしているが、指定管理者(NEXCO中日本)との連携は。
  • (株)平成大野屋が運営していたまちなか観光拠点施設の管理運営方針と、まちなか交流センターに設置するこどもの屋内型遊び場指定管理予定者(ジャクエツ)との結ステーション駐車場含めた運営方針は。

 

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