人、地域の
“つながり”を
大切にした
誇れるまち
決意表明
大野市の最上位計画である第六次大野市総合計画が令和3年度からスタートしましたが、その目指すべき将来像は、「人がつながり地域がつながる住み続けたい結(ゆい)のまち」です。
私自身、人のつながり、地域のつながりが深い大野市にとって、この魅力を最大限引き出す地域づくり、まちづくりが必要と訴えてきました。
今後は、この将来像実現に向けた各種施策が大野市民の安全安心の確保、市民福祉の向上につながっているか、また「住んで良かった」と市民が再認識し、移り住む人や帰省する人にも優しいまちとなるよう政策提案していきます。
注目の大野市政
市民が注目している話題の市政やプロジェクトの今を分かりやすく解説します。
信頼ある行政運営と健全財政
行政運営の基本は、将来に過度な負担を強いることなく、安心して生活を送るためのサービスを提供することです。できる限り数字を示して、市民とともに信頼ある行政運営を求めていきます。
大野市民の生命と財産を守る(防災減災・自助共助)
災害はいつ起こるか分かりません。「自分の命は自分で守る。その上で他人の命を守る行動に生かす」ため、自助、共助の重要性や防災・減災につながる取り組み、災害時の初期対応の大切さを共有していきます。
より良い教育環境と小中学校の再編
子どもは将来を担う地域の宝です。大野市における学校再編とより良い教育環境の整備、家庭や社会、地域で学び続けることができる仕組みづくりとともに、自信と誇りを持ってどんどん発信できる人材の育成を進めていきます。
子育て支援の充実と負担軽減策
子育て世代にとって、子供の成長ほど嬉しいものはありません。自然豊かなこの環境で子どもたちの成長を後押しする子育て支援の充実、保護者の負担軽減につながる取り組みをどんどん進めていきます。
新型コロナウイルス等感染症対策・予防情報
世界中の感染、パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症。国、県、市が出す情報を集めてしっかり吟味した上で、市民の皆さんの不安解消につながるよう「正しい情報」をいち早くお伝えしていきます。併せて、インフルエンザ等感染症対策についても発信していきます。
よくあるご質問
林議員
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Q
大野市文化会館って、もう使えないのですか?
(質問)孫が20歳を迎えたのですが、毎年、成人式(現在は20歳のつどい)が文化会館で行われていたのに、今回(令和7年)は会場が結とぴあに変更になったと聞いてビックリした。文化会館はもう使えないのでしょうか。
(回答)ご質問ありがとうございます。行政(市役所)主催の行事が文化会館を避けるように別会場で開催されるたび、よく似た問い合わせが増えています。結論から言えば『令和8年6月をもって休館を検討する』が現在の状況なので、使用申請すれば許可(許可などの行政処分権限は市長)されると思います。
20歳のつどいが今回、結とぴあで開かれるようになった経緯(定例教育委員会での議論や決定)は不明ですが、駐車場の確保や除雪体制を理由に挙げています。
とはいえ、体育館のパイプ椅子に晴れ着姿で長時間着席し、一段高いステージを見上げながらの式典は違和感があります。現在、(仮称)大野市こども若者計画を策定中ですが、主役となる20歳のメンバーの意見を聞いて決めたのか、しっかり声を拾って次回以降に生かしていきます。
- (令和6年6月時点)大野市文化会館整備を巡る経緯、今後の論点(文化の拠点/避難所)
- (令和5年6月議会・補正予算議案)文化会館のあり方検討に1227万円
- 大野市の財政状況って厳しいのですか(文化会館の建て替え議論)
文化会館に代わる発表の場は?跡地利用は?
その一方で、休館後の発表場所をどう確保するのか議会でも議論が広がり、文化会館のあり方を検討する委員会が立ち上がりました。当然、その委員会の設置及び委員の委嘱は市長が行っています。その委員会では1千万円をかけて4ヶ所における立地可能性の調査が行われ、集まった委員12人による活発な議論が行われていました。
その議論が行われている中、突如市長自ら、市議会本会議において『踏みとどまる発言(下記参照)』をして市民を不安にさせています。公共施設の設置目的や市民福祉の向上をどう示すのか責任があります。
年明け(令和7年1月8日)に『文化会館あり方検討委員会』が開かれますので、そこでの結論を見守りつつ、市長としての責任、行政の対応を求めていきます。
突如『文化会館の整備は踏みとどまる必要がある』と市長が表明して市民に不安の声が広がりました。【文化会館を巡る発言、大野市全体を見た行政の運営】
市長をトップとする行政(市役所)が大野市をどうしたいのかがハッキリしないと、住み続けたいと思う市民を増やすことにはつながりません。(大野市の方向性)行政としてまちをどうしたいのか~キャッシュポイント中心市街地編~
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Q
市民の声が届くとは?(議員の立ち位置、議会の役割と二元代表制)
(質問)市民の声ってどう伝えたら良いですか?全然届いていないように感じます。市役所に行かなければならないのでしょうか。市長や議員に直接言えば良いですか。
(回答)お問い合わせありがとうございます。大変重要なポイントです。届けたい思いは「大野市をより良くしたい」気持ちが伝わっており、行政(市役所)として大切に受け取り、施策や体制に反映して「見える化」することが重要です。そのため、どのような方法があるのか、お伝えします。
なお、市民の声が行政に届き、現状より良くなったと感じること(見える化)ができれば、より幸せな状態になる「ウェルビーイングの向上」が達成できます。令和6年12月議会一般質問においても確認しています。
【(回答・令和6年12月議会一般質問(1)令和7年度予算編成方針とウェルビーイング向上】市民の声を届ける方法(私見を含む)
(1)市役所に出向き(もしくは電話、メール等で)、担当職員に伝える
→どこが担当か分かっていれば直接伝えることが有効です。その上で、担当者から上司に伝えてもらい回答をもらうことで市民の声を届けることができます。ただ、大野市組織図(ホームページ)を見てもどこが担当か分からないことが多く、速やかに対応(即答できないものはコールバック)がないと、さらにストレスがかかっていまうことも。※私が職員時代から気を付けていたことは「たらい回しにしない」「時間を大切にする」です。来庁者も電話でも時間やお金をかけて連絡してきていますので、できる限り速やかに伝えるようにしていました。
(2)市長に直接伝える
→市長を交えた意見交換会や座布団集会などの機会があれば直接伝えることも可能ですが、大野市では現在、行われておらず、現実的に直接伝える方法は限られていると思います。(3)議員に直接伝える
→議員は市民の代表として行政との橋渡し役を果たす存在だと思います。大野市議会議員は16人(大野市議会ホームページ)います。とはいえ、議員を知らないという方も多いと思いますし、直接連絡して連絡することに躊躇する方もいると思います。私の場合、各種SNSを活用しています。ご質問はSNS(インスタグラム・Twitter・Facebook)のダイレクトメッセージからお寄せいただければと思います。市長と議会は二元代表制、でも権限には大きな差
市長と議員は、選挙という機会を通じて投票という手段で市民が直接選んでいます。市長は市役所という組織のトップとして職員との意思疎通・ガバナンス(統治)を行う責任が、議員は市議会という組織を構成して行政の動きが「最小の経費で最大の効果」を上げているのかチェックする責任があります。良い意味でけん制し合う中で、より良い大野市を作っていくためのより良い施策・方向性を見定めていかなければならないと思っています。
そのため、市長と議会は二元代表制と言われていますが、市長と議会に与えられた権限は全く違いますので、市民の声をどう届けて、その上でどう施策に反映(見える化)されるかまでのプロセスをお知らせします。
(市長)予算案を編成して議会に提案することができる。条例案(市のルール)を制定もしくはより良く改正して議会に提案することができる。
(議会)予算案を編成する権限はなく、市長から出された予算案を審議して採決(可決、否決)する権限がある。条例案は制定もしくは改正できるが、行政組織に関することなど一部は市長にのみ与えられた権限がある。
市民の声が届く=大野市がより良くなったと実感
市民の声を聞くこと、特に私は「傾聴」を大切にしていますが、聞くだけでは良くなったと実感は持てません。やはり、予算の執行や条例(ルール)の変更により、「住んでて良かった、声が届いた」と実感するものだと思います。となると、議会を構成する議員としても市役所をまとめる市長としても、スピード感持った対応により、より多くの市民に実感してもらう努力が求められます。引き続き、議会では毎月の議員全員協議会の場や定例会に対する本会議・委員会等の場を通じて市民の声を届け、議会内部でも議員間協議していきます。
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Q
大野市の財政状況って厳しいのですか(文化会館の建て替え議論)
(問)文化会館の建て替えもそうですが、大野市の財政状況って厳しいのですか。
(参考;大野市文化会館の整備で市長「踏みとどまる」と発言しましたが、どうなるのですか。)(答)お問い合わせありがとうございます。不安になる気持ち分かります。結論から言えば、建てようと思えば建てられるし、建てる余裕があるのかといえば相当な工夫(予算配分のやりくり)が必要だとも思います。
令和6年9月議会において「(令和6年9月議会一般質問)(1)政策目的の明確化と財政改革について」質問しました。具体的な議論の中身はリンク先をご覧いただきたいと思いますが、市は令和12年度までの大野市中期財政見通し(案)を示し、特に期間前半に大型事業が見込まれるとしています。小中学校施設改修事業や大野・勝山地区広域行政事務組合が実施する基幹的改良事業への負担金、浄化センター改良工事などなど。
私自身、市民にとって必要なサービスを維持しつつ、必要な公共施設の改良、改築、改修、建て替え(新築)はしていかなければならないと思っています。文化会館に関して言うなら、以前から「文化ホールと練習室兼ねた控室」は必要との立場であり、その立地場所や規模などを自分なりに想定しています。
これが重要だと感じているのは、5年に1度行われる国勢調査の数値(令和2年10月1日現在、3万1286人)から毎月の転入転出(社会増減)と出生死亡(自然増減)を計算した福井県の推計人口が、令和6年7月1日現在において「2万8960人」と2万9000人を割り込んだ事実。
ここ数年、特に人口減少のスピードが加速しており、令和5年度から地方債(市の借金)の残高が増加傾向であり、基金(貯金)の減少が見込まれている点も憂慮すべき事態です。早急に現在の行政サービスの中身や予算配分を見直す【人口を維持・増加させる政策目的に向かって予算配分を重点化する】必要があると感じています。
引き続き、行政の監視チェックをしっかり行いつつ、将来に対する市民や事業者の不安を丁寧に取り除いていけるよう政策提言しながら議論していきます。行政に議会との対話、聞く姿勢、施策への反映を求めていきます。
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Q
令和6年10月から京福バスの大野線などの運行が減便になると聞きましたが…
(問)先日、京福バスが令和6年10月からの県内バス路線の減便を行うとニュース報道がありました。市内では夜のタクシー運行もなくなり大変不安を持っています。具体的な影響を教えてください。
(答)お問い合わせありがとうございます。大野市議会では「中部縦貫自動車道等交通対策特別委員会」を設置して、理事者とともに公共交通のあり方も議論しており、京福バスの減便についても「運転手不足」を理由に10月から実施するとの報告を受けています。ただ、JR越美北線の運行ダイヤも含めて、引き続き対応していきます。
先日、京福バス株式会社から公表された減便(案)は次のとおりです。
(詳しくは◆◆2024年10月1日 事業計画変更について◆◆(京福バス株式会社ホームページ)を参照)○55・59系統 大野線
<平日>
上り(ヴィオ発)3便減便して1日8便に
下り(福井駅発)4便減便して1日7便に<土日祝日>
上り(ヴィオ発)7便減便して1日4便に
下り(福井駅発)7便減便して1日4便に -
Q
旧乾側小学校跡地の整備で公民館を建て替えると聞きましたが(令和6年6月)
問 旧乾側小学校跡地の整備で、公民館を建て替えると聞きましたが、今後はどうなるのですか。(文化会館の建て替えは市長自らが「踏みとどまる」と発言したとのことで、公民館を建て替える方針は変わらないのですか)
答 ご質問ありがとうございます。令和6年6月議会では、旧乾側小学校跡地の整備に関する実施設計の予算が計上されました。私自身は、地元と調整した結果として公民館を建て替える方針は理解できるが、繰越明許費まで設定して建物のZEB化することの効果に関して疑問があると指摘。今後も議論していきます。
旧乾側小学校跡地は公民館建て替えへ…ZEB化の効果に疑問
【現況と方針】一部借地のため校舎等の解体後に水田復旧整備を行った上で地権者へ返還(令和9年度)し、体育館は改修して公民館を建て替える予定です。現在の公民館部分に小グラウンドと駐車場を整備する計画です。議会では下記のポイントで議論しました。
(問)公共施設の再編を進める中、新築方針が示されていない。
⇒(答)「現状維持」とした施設方針には更新(新築)も含まれる。(問)6月補正予算に繰越明許費(33,566千円)が計上された理由は。公民館の利用開始時期や業者への支払いに影響はないのか。
⇒(答)議決後の入札や業者への支払いは令和6年度中もできるので影響はない。公民館の利用開始も令和8年度中と地元に説明している。今回、国の補助金の要件(必須)ではないが、公民館にZEB化(※)を組み入れるのに時間を要するため繰越明許費を設定した。(※)ZEB化とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略で、年間のエネルギー消費量収支ゼロを目指す建築物のこと。今回は原則30%削減(ZEB-Oriented相当)以上とし、可能な限り50%削減(ZEB-Ready)相当を目指すとしている。
活動報告
「誇れるまち・大野」のために
人の育成
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大野市最大の財産は「人」です。子育て世代の将来への不安を取り除く政策パッケージの提供や、小学校と中学校で異なる課題に向き合った小中学校再編計画の見直しへの対応を求めました。今後は、市全体が一つの流域である本市の水環境の特長を「誇り」に、名水とともに生きている意識を醸成して市民の自信につなげてまいります。
時代の変化への対応
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頻発する災害に備えて、自らも「防災士」の資格を取得。自主防災組織など近所で助け合う共助の推進や啓発活動に取り組んでいます。今後は、人口減少時代のニューノーマル(新しい常態)への対応とデジタル化の推進に力を注いでまいります。
産業振興
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地元企業が本市の財政や雇用はもちろん、地域社会に果たす役割は大きいことから、地域内消費の促進や設備投資支援などを求めました。今後は、農林業や商工業などに深く関わる観光業の底上げなど、市街地活性化と中部縦貫自動車道の開通効果を最大限に活かしたまちづくり・地域づくりに尽力してまいります。
財政健全化
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将来への負担先送りは、子どもたちへの説明責任が伴います。行政経営の視点を持って、税金の使い道や公共施設の再編・民間への開放など政策提案していきます。