(若者への支援)地元を離れた若者が大野に帰って来れるよう仕掛けが必要では?
更新日: 2023.7.28
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(質問)
人口減少が続いており、地元を離れた若者が大野市に帰って来れるよう仕掛けが必要だと思うが、何か対策は打っているのか。
(回答)
ご質問ありがとうございます。石山市政が誕生した平成30年時点では、次のような若者支援策がありました。
(1)高校卒業とともに地元に就職した若者への給付
(2)高校卒業後、大学等へ進学した際の奨学金貸付
(3)就職活動のため福井へ戻ってくる際の交通費支給
そのうち、(1)と(2)はすでに廃止しており、その代替策は大野市の事業としてはありません。移住定住施策は「移住定住施策などをパッケージ化」としてアピールしていますが、移住者とUターン者では本人を取り巻く環境が異なり、対策も区別して発信していかなければ伝わりません。特に(2)の奨学金事業は議会で複数議員は復活を求めていますが、予算化されていないのが現状です。
(思い)
福井県が毎月公表している推計人口について、石山市長が就任した平成30年7月1日現在における大野市の人口は31,849人でしたが、5年が経過した令和5年7月1日現在では29,571人であり、2,278人、率にして7.15%減少した。これは、福井県内9市で勝山市に次ぐ減少となっており、大野市過疎地域持続的発展計画に掲げる令和7年定住人口29,000人を上回るペースで人口減少が進んでいると言わざるを得ません。人口減少対策を最重要課題と位置付ける石山市政が取り組んできた施策の総点検、組織の意識改革や予算配分の見直しなどが必要であると認識しています。
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