教えて!!林議員

よくあるご質問

市民の皆さまからよくいただくご質問に答えさせていただきます。

高校3年生の親ですが、大野市の奨学金があると聞きました。手続きを教えてください。

この記事は公開から3年以上経過しています。

ご質問ありがとうございます。このたびの大学進学おめでとうございます。市外、県外へ出て、大野・福井県に戻ってきたくなる仕組みは人口減少対策として大変重要です。

お問い合わせの奨学金制度は大野市結の故郷奨学金制度で、ふるさとを離れて学業に励む子どもたちへの支援として平成26年度に制度化したものです。奨学金の貸与は無利子で、返済期間は原則10年以内の均等分割返済です。

さらに、奨学生が大学等を卒業後または修学期間(大学院を含みます)終了後、大野市に居住(住民登録が必要です)する場合は、返済額の減免措置があるなど、「大野へかえろう」と心に呼び掛ける仕組みとなっており、好評を得ていました。

しかしながら、国の修学支援制度の拡充などを理由に、令和元年度をもって新規奨学生の募集を終了すると発表があり、現在あるのは令和元年度までにすでに貸与決定を受けた在学生への支援のみとなっております。

この点は、議会においてそもそも奨学金自体の目的が異なることから再開もしくは同様の制度設計を求めていますが、実現していません。昨年の決算特別委員会においても「大野への愛着心の醸成につながる若者への支援が不足している」と指摘し、早急な対策を求めています。