教えて!!林議員

よくあるご質問

市民の皆さまからよくいただくご質問に答えさせていただきます。

越前大野城のふもとにある結ステーションなど、大野市は駐車場を多く整備しましたが、なぜ無料なんですか。

この記事は公開から3年以上経過しています。

大野市では、平成20年からの10年間、「中心市街地活性化法」に基づく国の認定を受けて、駐車場や市役所新庁舎、福祉サービスの拠点施設「結とぴあ(多田記念大野有終会館)」などを整備してきました。そのシンボル的な場所が、旧有終西小学校跡地を整備した結ステーション一体であり、越前大野城のふもとに位置しています(時鐘と呼ばれる時計台や大野藩主の隠居所を移設整備した無料休憩所などもあります)。

そのほかにも、城の西側には「城下町西広場(駐車場)」を、JR越前大野駅側には「城下町東広場(駐車場)」を整備。市役所新庁舎建設に合わせて、旧市民グラウンド跡地には「城下町南広場(駐車場)」を整備し、中心市街地のにぎわい創出に向けた環境整備を重点的に行ってきました。

一般社団法人大野市観光協会ホームページ(駐車場案内)

駐車場については、これまで何度も有料化の議論がありましたが実現に至っていません。無料であることは観光客を広く受け入れる点で有効であるとの考えで続けていますが、一方で観光地としての価値を高めていく中で有料化すべきとの意見もあります。

(大野市の価値創造)名水と食、関わる人求め訪れてもらうために

大野市では令和3年度中に観光などによる外貨を稼ぐ力をどのように高めていくか議論しており「越前おおの産業ブランド力向上計画」として取りまとめる予定です。また、「公共施設再編計画(公共施設編)」の見直しを行うこととしており、その中で社会基盤としての駐車場のあり方も議論することとなっています。有料化自体が目的ではなく、訪れる方も迎え入れる地元としても心地良く、かつ持続可能な行政運営につなげていくよう議論していきます。