教えて!!林議員

よくあるご質問

市民の皆さまからよくいただくご質問に答えさせていただきます。

ゼロカーボン(脱炭素)とは何ですか。大野市もゼロカーボンシティを宣言と聞きましたが、何が変わるのでしょうか。

この記事は公開から3年以上経過しています。

地球温暖化の原因の一つとされる「二酸化炭素(CO2)」。ゼロカーボンとは、工場や家庭、自動車などを発生源とする二酸化炭素の排出量と、森林などによる吸収量を差し引いた合計をゼロにすることです。そのためには、排出する二酸化炭素量を大幅に削減することが大前提となります。

福井県大野市は、令和3年3月「大野市ゼロカーボンシティ宣言」を発表しました。広報おおの4月号にも掲載され、「何が変わるのか」との声も多くいただきましたので、令和3年6月第424回大野市議会定例会において「脱炭素社会の実現と持続可能な都市づくり」をテーマに一般質問しました。
詳しくは下記をご覧いただければと思います。
(動画・概要報告)大野市議会令和3年6月一般質問・脱炭素社会の実現と持続可能な都市づくり

ゼロカーボンに向けた日本全体での取り組みとしては再生可能エネルギー(太陽光、原子力、水力、風力、バイオマス、地力等)の普及促進や国全体の省エネルギー化に向けた技術革新がありますし、我々身近な生活においては脱炭素につながる製品を選んで購入したり長く使ったり、また一度に大量輸送を可能にする公共交通機関を積極的に利用したりすることが大切です。

二酸化炭素を吸収する森林の価値も忘れてはいけません。広大な森林面積(市域面積872.43平方キロの約87%)を持つ大野市は、福井県を代表する一級河川・九頭竜川の源流域でもあり、大切に自然環境を守ってきました。その価値がより一層高まるよう、取り組みを進めていきます。