教えて!!林議員

よくあるご質問

市民の皆さまからよくいただくご質問に答えさせていただきます。

そもそも、議会で何が行われているのか分かりません。あまりに情報がなく、政治への関心を高める努力が足りないと思います。

この記事は公開から3年以上経過しています。

ありがとうございます。政治への関心を高めるためにも、なぜ政治が必要なのか、自分たちの生活に政治がどう関わっているのかをしっかり伝えていくことが必要だと改めて感じました。私なりの議会についてお答えします。

議会とは

議会は選挙で選ばれた議員(市民の投票による選出)により構成されています。大野市議会の場合は定数18名で次回選挙(令和5年2月)から2名減って16名となることが決まっています。

議員一人ひとりは選挙で公約を掲げて当選後、大野市議会を構成する一員となります。(議員としての役割や守るべき事柄は大野市ホームページ(議会関連例規・大野市議会基本条例ほか)に書かれているとおりですので、ここでの記載は省略します)。

議会と行政(二元代表制と言われる理由)

選ばれた議員により構成された議会は、行政(選挙で選ばれた市長をトップとする組織)とともに、その自治体(大野市)の発展のため、どういった方法でまちづくりを行っていくと良いかを議論していきます。ただ、物事を進めるためには予算(お金)が必要です。行政には税金を集める権限やその税金をどこにどれだけ使うのかといった予算提案権が認められていますが、議会にはそれがありません。代わりに議会には予算を認めるかどうか議決権が与えられています。

つまり、行政と議会がともに大野市のため、どういった方法でまちづくりを進めると良いか議論して、その議論をもとに行政が集めた税金の使い道を決めて予算(案)を作り、それを議会に諮って、議会も議決して予算執行を通じてまちづくりへ投資がされることとなります。

なお、議会には予算のほか、自治体独自のルール(条例)や使ったお金の効果(決算)なども審議することとなっており、まさに今、令和3年9月第425回大野市議会定例会が行われています。(今回の定例会に出されている予算案の中身などは大野市ホームページ(大野市議会)私の記事をご確認ください)