大野市では現在、7月30日締切でアンケート調査を実施しています。この調査は、本市のイメージや誇りとなる特色などについてお尋ねし、令和3年度中に策定する「越前おおの産業ブランド力向上計画」に皆様のお考えを反映していくとしており、本市が誇る素材のブランド価値を高め「稼ぐ」ことに繋げる内容を位置付けることとしています。

これまで、大野市では「人、歴史、文化、伝統、自然環境、食」など大野市が誇る魅力ある資源の全てを越前おおのブランドとして磨き上げ、大野市全体としてのイメージを市内外にアピールすることで、市民が地域に自信を持つとともに、市民所得の向上につなげていく「総ブランド化」を進めてきました。

今回、その方針から「稼ぐ力」につなげていくことに注力していく方針に切り替え、農業、林業、商工業を観光と結びつけ、特に若い女性の雇用創出にもつながる「観光業」に育てていくこととしています。日本の四季の移ろいを感じられ、豊かな自然環境の中で生きている大野市の素材を活かして、訪れた人にやさしいまちを目指すことは大変重要だと感じています。同時に、第三セクターの役割、公共施設の民間活用、公共空間の規制緩和など、行政運営のスタンスも変革が求められます。

中部縦貫自動車道の開通効果を活かす上でも大変重要です。令和８年春の福井県内全線開通までに、すでに供用開始となっている大野ICのほか５つのインターチェンジ（油坂出入口含む）を利用した観光誘客と受け入れ体制の整備、訪れるきっかけとなる素材と付加価値、本市を訪れないと分からない「体感・体験」に重きをおいた政策をどんどん提案していきます。

○関連動画
令和3年3月議会 代表質問⑤中部縦貫自動車道の整備促進について
令和3年3月議会 代表質問⑦市街地活性化と地域経済対策について