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(動画公開・一般質問)令和4年度予算編成と次期市長選挙、より良い教育環境に

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令和3年12月第426回大野市議会定例会の本会議、一般質問の動画が公開されました。
2項目について質問しています。ぜひ、動画をご覧いただき、ご意見等いただければと思います。

令和3年12月大野市議会本会議動画YouTube(林よりかず)

1項目目 令和4年度予算編成と次期市長選挙について
問 新たな組織体制となって初となる令和4年度予算が編成時期を迎えているが、 編成に当たり部局長へ強く求めた点について問う。
答 第六次大野市総合計画の基本目標分野に対応した組織体制で初となる予算編成に当たり、各部局が前期基本計画の実行に当たって果たすべき役割や目的が明確になったことから、事業の効果を高めるための選択と集中を進め、市民サービスの向上や行政課題の解決に向けて新たな発想と創意工夫で取り組むよう各部局長に指示している。また複数の課が関係する事務事業につきましては、より一層の事業効果を発揮できるよう、関係部課で十分に協議を行うよう指示している。

問 令和4年7月で任期満了となる次期市長選挙に向けた考えについて問う。
答 私は、第六次総合計画を着実に推進していきたい。中部縦貫自動車道大野油坂道路の大野インターチェンジから(仮称)和泉インターチェンジ区間が来年度中に、和泉インターチェンジから(仮称)油坂出入口区間が令和8年春に開通する見通しが国から示され、令和5年度末には北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業も控えている。こうした流れを確実なものとし、これまで取り組んできた施策をさらにバージョンアップさせ、持続的に推進したく、来年7月に大野市長の任期を迎えるに当たり、市民から更なるご支持をいただけるならば、引き続き大野市政運営を担わせていただきたい。

問 2期目を目指す発言をされた中で、どういう大野市をつくりたいか。2026年、2期目の終わり時点における大野市のあるべき姿、どのように描いているか。
答 今日この場は現役の大野市長として出させていただいているので、どこまで私が踏み込んで思いを申し上げていいのかというのは少しはばかられますが、第六次大野市総合計画では、前期基本計画の中でKPIなども設定されておりますので、まずもって市行政として目指すべきところはそこにある。当初から人口減少問題、ここが1番大きな大野市が直面している課題であるし、大野市民が非常に心の中に溜めている、不安に思っている点だと実感している。日本全体で人口が減少している状況をとらまえ、大野市として、人口が減少した中にあっても支え合って助け合って、そういうコミュニティーをつくっていく、もしくはつくり変えていく、そうしたことが必要。
2項目目 大野市のより良い教育環境について
問 大野市小中学校再編計画の改訂案に対する市民意見の結果概要と改訂後、力を入れていく点は何か。
答 再編計画の改訂案について、11月1日から15日までの15日間、パブリックコメントを行い、7人の方から13件のご意見が提出された。内容は、学校数、児童生徒や保護者の負担軽減、本市が目指す学校教育に対してのご意見が多くあった。再編を進めるに当たり、さらに多くの課題が出てくるものと考えており、新年度において、保護者や地域の代表、学校関係者などで構築する予定の準備委員会で、丁寧に協議していきたい。

問 部活動の地域への移行に向けた課題は何か。また、地元の県立高校への進学を増やすため、福井県と協議は行っているのか。
答 学校での部活動に代わって、地域におけるスポーツや文化活動の環境を整備し、生徒がそれぞれに適した環境で活動を行うことができる場の構築が求められており、受け皿となる組織や団体、指導者、実施場所などの確保、活動や送迎などにかかる経費負担、活動の継続性などが主な課題と考えている。本市には、普通科系高校と職業系高校があるため、それぞれの高校のカリキュラムや魅力を中学生にしっかりと伝えるなど、中学校において丁寧な進路指導に努め、地元高校への進学が進むよう、さらに中高の連携を深めていく。

問 小学校は地域で育てるという方針が示されており、これまで以上に地域の協力が必要となる。行政区とか校区といった範囲での連携、部活動の地域移行に向けた議論においても、スポーツ少年団や競技団体と調整となると、教育委員会だけでは解決できないが、どう進めていく予定か。
答 縦割りの専門性というよりも横のつながり、執務をする者にとって当然のこと。公民館における生涯学習の推進、放課後や長期休業中の居場所づくり、部活動の地域移行に向けた取り組みも既にちゃんと横連携を図りながら進めている。
問 学校再編を機に、地域から積極的な協力や具体的な提案があった場合、予算措置を含めてどのように対応していくのか、地域づくり部の考えは。

答 住民主体の地域づくりを推進すること。公民館を拠点として、地域課題解決に向けた取り組みに対し、結の故郷地域が輝く交付金を活用した積極的な支援も行っていきたい。

問 部活動の地域への移行について、学校の先生とは別の指導者をどう位置付けていくか。グラウンド、体育館、教室、備品類の使用をどのように地域団体と連携していくのか。運営に係る保護者の負担など、競技団体ごとに話し合いをする場を早急に設置、動かしていく必要があると思うがどうか。

答 先月15日に開催された大野市のスポーツ協会の理事会で説明させていただいた。ご協力いただける団体、協会は連絡をいただくようお願いした。何も連絡がなければ、また働き掛けをさせていただき、そういった具体的な協議をさせていただく。

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