(令和7年9月一般質問)重要計画等の改善方針と行政経営手法について
令和7年9月大野市議会定例会は、本会議一般質問が9月8日(月曜日)、9日(火曜日)に開かれます。
私は9日火曜日の午後2人目(14時ごろ)、一般質問の最後9人目の登壇となりました。質問項目は1項目「重要計画等の改善方針と行政経営手法について」4点にわたり、質問します。
質問概要「重要計画等の改善方針と行政経営手法について」
第六次大野市総合計画がスタートした令和3年度以降、それまで無かった「行政経営」を基本目標の一つに掲げて全庁を挙げて取り組むとしてきたが、昨年突如、中期財政見通し(案)が示された。
その後、本年7月からは公共施設使用料の値上げが、本定例会には公共施設の定休日の追加や利用時間を短縮する議案も上程されている。
市の将来像「人がつながり地域がつながる 住み続けたい結(ゆい)のまち」の実現に向けて、市の財政状況や行政経営手法に対する不安の声、市民サービスの低下を危惧する声が高まっていることから、次の4点について質問する。
【1点目】総合計画後期基本計画、教育大綱など、令和12年(2030年)の本市のあるべき姿を示す重要計画等の策定作業が進められているが、市の財政状況や今後の見通しが与える影響はどうか。また、市長自ら「市民との対話集会」を開いて市民の意見を丁寧に聞く必要があると思うが、その考えは。
【2点目】市民に信頼される組織づくりに向けて大野市職員の心得を土台に行動する職員を生かすマネジメントが重要だと考えるが、市長は現在の組織風土と業務効率化の取り組みをどう評価しているのか。
【3点目】温泉・温浴施設は市民の健康増進に寄与する重要な施設であり、特に九頭竜温泉平成の湯は自噴源泉(水源)という地域資源を有している。本定例会には電気料の一部を支援する予算議案が上程されるなど市内に3つある施設とも維持管理費が増加しており、公共施設再編の「施設の方向性」の見直しを検討しているとのことだが、その考え方を問う。
【4点目】交付税措置のある有利な市債(借金)として、今年度末で期間満了を迎える大野市過疎地域持続的発展計画に基づく過疎債の活用が増えているがその活用実績と償還期間の考え方を問う。併せて、事業用設備等の割増償却および固定資産税の課税免除の実績を確認する。
関係する議案等とその概要
- 議案第110号 大野市九頭竜保養の里設置条例の一部を改正する条例案(休館日の追加や利用時間の短縮)
- 議案第101号 令和7年度大野市一般会計補正予算(第3号)案
九頭竜保養の里管理運営経費(施設維持管理委託料を1861千円増額し電気料の一部を支援) - 「大野市職員の心得」
- 誰よりも大野通になります
- やるべき仕事をしっかり見極めます
- 前例にとらわれることなく、自ら考え行動します
- 我が事として予算を適切に使います
- いただいた税金は付加価値をつけて還元します
- 業務の効率化を考え、生産性の高い仕事を目指します
- 地域の発展を第一に、広い視野で仕事をします
- 自由に発言し、率直に話し合える職場にします
- おもしろく楽しんで仕事に取り組みます
- 公共施設再編の「施設の方向性」の見直し(温泉・温浴施設)
健康保養施設あっ宝んど
ファミリーリゾート休養施設うらら館
九頭竜保養の里温泉保養館九頭竜温泉平成の湯