(令和7年12月議会一般質問と回答)1.学校再編計画に基づく取り組み状況は。
- (令和7年12月議会・一般質問)(1)安心して子育てできる教育環境の改善に向けて
- (令和7年12月議会・一般質問)(2)市民生活を支える産業の振興と投資促進に向けて
※下記は、大野市議会ライブ中継(YouTube)を見て文字起こししたものであり、正式な議事録ではありません。
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大野市小中学校再編計画の取り組み状況
(質問)大野市小中学校再編計画に基づき令和8年3月末で再編される小山小学校、阪谷小学校における取り組み状況は。
⇒(教育総務課長 答弁)3月21日に小山、翌22日に阪谷において教育委員会主催の統合記念式典を開催する予定。両校の地元区長会を中心に統合記念事業実行委員会が組織され、イベント、記念誌、記念碑の準備が進んでいる。保護者対象に学用品購入の支援や、学校間での交流、スクールバスの試乗に取り組んでいる。
(質問)小山、阪谷両校区に住む児童のうち、再編後の学校に既に通っている児童は令和8年4月以降、スクールバスに乗車して登校となるのか。
⇒(教育総務課長 答弁)小山、阪谷両地区に住む児童はスクールバスに乗車できるし、すでに対象者には案内を行っている。
(質問)校舎利活用について、再編計画編で「閉校後の学校施設は利活用検討」、小山・阪谷公民館は機能移転を含めて検討とある。直営だが教育総務課、地域文化課、財政経営課どこが担当として地域の声などを集約していくのか。
⇒(行政経営部長 答弁)教育総務課、財政経営課、政策推進課の3課で調整していく。
(質問)学校再編計画の今後について、現計画は令和3年12月改訂だが、特に小学校について、改訂予定は。
- 計画時の児童数推計;生まれた子どもの数から推計した令和7年は1270人だが実績は本年5月1日現在1255人
- 計画時の出生数推計;令和7年に139人を想定していたが実績は令和5年110人、令和6年116人と110人前後
⇒(教育長 答弁)早める動きにはなっていないが、計画策定後も規模を縮小しつつ調査研究委員会を継続しており、座長は計画策定時の委員長にお願いしている。社会事情、児童生徒の状況などを検証する過程において検討していくことになる。
【所感】
大野市小中学校再編計画は私が市議会議員になる平成31年時点では策定途中であり、大きな課題となっていました。私は、小学校と中学校では課題が異なることから、真正面から向き合った上で対応が必要と訴えていました。その後、小学校は複式学校の解消を、中学校は学校活動における一定数の確保を目的に再編計画がまとめられ、令和6年4月に上庄中学校と開成中学校が、尚徳中学校、和泉中学校と陽明中学校がそれぞれ統合して2校体制となりました。そして来年、令和8年4月に小山小学校と有終南小学校が、阪谷小学校と富田小学校が統合して7校体制となります。統合により一旦は複式学級は解消される見通しですが、近年の出生数から注視していく必要があります。