注目大野市政

中部縦貫自動車道の開通効果を活かす

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

(令和6年度予算)「地域経済分野」事業者の稼ぐ力向上と100年に一度のチャンス

大野市ホームページ(令和6年度予算概要)に予算概要資料が掲載されています。
※令和6年度予算基本方針は、重要事項、財源の確保、歳出の重点化を定めて「100年先も誇れる大野市」を目指すとしています。

【一般会計予算の概要】

予算規模は、213億8000万円で過去最大。うち、税収や寄付金、基金(貯金)からの取り崩しによる繰入金など自主財源は60億4728万円で28.3%。残りは地方交付税や市債(借金)、国県支出金などで手当て。

「地域経済分野」
歴史・風土と新たな強みを生かした活力あるまち

(現状と対策)北陸新幹線福井開業(令和6年3月16日)や中部縦貫自動車道の福井県内全線開通(令和8年春要望)を100年に一度のチャンスと捉えて事業者の稼ぐ力を向上させるとしているが、中心市街地活性化策や2つある道の駅連携や周辺観光施設への回遊性向上、六呂師高原活性化構想の進捗など、現実には対策が遅れている。令和8年春の中京圏からの誘客、その受け入れ態勢整備が求められています。以下、令和6年度予算の主な事業を掲載。カッコ内は財源のうち、国県支出金を除くもの)

  • 商品の高付加価値化に向けた支援に対する費用として291万1千円(すべて基金からの繰入金)
  • 新たなビジネス創出(第二創業含む)に対する結のビジネスコンテスト開催の費用として321万5千円(すべて基金からの繰入金)
  • (一財)越前おおの観光ビューローと連携した販路拡大の費用として522万5千円(うち、基金からの繰入金25万円、一般財源467万5千円)
  • 道の駅九頭竜の管理経費として1,332万4千円(財産収入20万6千円、一般財源1,311万8千円)
  • 道の駅越前おおの荒島の郷の管理経費として2,477万4千円(財産収入405万6千円、諸収入15万円、一般財源2,056万8千円)
  • 六呂師高原トロン温浴施設うらら館の管理経費として5,322万1千円(うち、利用者負担金1,624万円、諸収入52万8千円、一般財源3,645万3千円)
  • 国民休養地(パークホテル九頭竜、九頭竜スキー場等)の管理経費として7,870万1千円(うち、財産収入3万3千円、一般財源7,866万8千円)
  • 化石発掘体験センターHOROSSAの管理経費として1,360万3千円(うち、利用者負担金330万円、諸収入24万円、一般財源1,006万3千円)
  • 全国から巨樹・巨木を愛する人を迎えフォーラムを開催する経費として133万円(すべて基金からの繰入金)

 

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