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(令和5年6月議会・補正予算議案)学びの里めいりんの空冷チラー修繕など公共施設の修繕

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令和5年6月第435回大野市議会定例会の議案の中身を説明します。今回は、議案第41号 令和5年度大野市一般会計補正予算(第2号)のうち、公共施設の修繕についてです。

石山市長の提案理由説明

市長は、議案等の提案理由において説明はありませんでしたが、「スターランドさかだに」の再開について、地元団体で構成するスターランドさかだに運営協議会に業務の一部を委託し、4月から運営を開始しました。同運営協議会は、先月3日のオープン記念イベントを皮切りに、土・日曜日、祝日を中心に、そば処の運営やそば打ち体験を実施し、大野在来そばのPRなどを行っています。
宝慶寺いこいの森の施設譲渡については、昨年度の募集時から、譲渡先となる法人の対象を拡大して募集を行っています。今月15日まで応募を受け付けています。との状況報告がありました。

予算案の概要

「10.2.1小学校施設維持補修経費(教育総務課所管)」3,949千円(すべて一般財源、市民の税金です)

「10.4.2公民館管理運営経費(地域文化課所管)」318千円(すべて一般財源、市民の税金です)

「10.4.3COCONOアートプレイス管理運営経費(地域文化課所管)」305千円(すべて一般財源、市民の税金です)

今回の論点(公共施設のあり方、増える維持管理、増えない収入)

小学校施設維持補修は「学びの里めいりん」です。空冷チラー3台のうち1台が全く動かないため、その入れ替えにかかる経費であり、この夏はスポットクーラーと送風機で小学校の授業、公民館の貸館を行っていくとのこと。昨年度、私が委員長を務めました教育民生常任委員会においても平成18年完成の市内では新しい施設であるにもかかわらず、あまりに修繕経費がかかりすぎています。

また、五番商店街に立地するCOCONOアートプレイスは年間の入場料収入が、令和5年度当初予算で前年度比▲440千円の910千円である中、当初予算での管理経費13,678千円に今回の補正額305千円を追加するとなれば、今後も同じように維持管理していくことは困難です。

公共施設の再編は待ったなし。令和4年3月に改訂した公共施設等総合管理計画(公共施設再編計画)が進んでおらず、その進捗状況を含めて、施設自体のあり方をしっかり議論していきます。

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