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利用者の立場で設計を!屋内型こどもの遊び場整備で大野市が意見募集

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大野市屋内型子どもの遊び場整備事業基本計画(案)を公開したうえで、市民からの意見を5月1日~15日まで募集します。

既存のまちなか交流センターを改修して設置する方針ですが、予算をかけて整備する以上、利用者にとって、使いやすいことはもちろん、その運営会社と意思疎通がしっかり取れる体制であるかどうか、合わせて利用料や駐車場確保などが大切です。

 
※結ステーション周辺には天空の城越前大野城や七間通りなどがあり、多くの駐車が見られます。
この環境下で交流センター(1枚目右手の建物)をこどもの遊び場に改修した場合、この駐車場がどうなるのか。

その上で、市としては、利用者の立場に立った設計をすることはもちろんのこと、他の施策方針との矛盾、施策の方向性を整えて関係者合意のもと進める必要がありますが、まだまだ議論が足りません。

これまでまちなか観光の拠点として整備してきた結ステーションの役割をどう考えて整理するのか、同時にこれまで運営管理してきた株式会社平成大野屋に代わる新組織(一般財団法人を想定し、新年度予算に計上)を立ち上げる方針の中、重複する駐車場の管理運営をどう整理するのか。

また石山市政が初めて取り組んだ新施設「越前おおの水のがっこう」は、隣接するまちなか交流センターを活用して遠足誘致を進めてきたが、その施策はどうするのか。また水のがっこう自体の存在意義は。

そのほかにも、まちなか交流センターを利用していたスポーツ活動団体との調整が済んでおらず、代替施設の提示もできていない状況。中心市街地の活性化は何をもって活性化とするのか、市が盛んに発信する「稼ぐ力」とは、だれがどのように稼ぐことを示すのか。

ぜひ、皆さんが感じた矛盾をお聞かせください。市民であれば、意見を提出することができます。

大野市ホームページ(大野市屋内型子どもの遊び場整備事業基本計画(案))

<参考>屋内型こどもの遊び場整備事業基本計画(案)について

  • 令和4年12月補正予算で措置後、基本計画案作成の委託と委員会設置(4回開催)で案まとめた
  • 場所はまちなか交流センター、2階建てで空間活用、建設費、遊具で約3億円を想定(財源のうち、遊具は福井県支援を活用)
  • 懸念は駐車場不足、駐車場計画は今後協議(まちなか観光との整理、駐車場管理する指定管理者と遊び場運営の指定管理者別、事前の整理必要
  • 令和5年度当初予算(報償費320千円、委託料8190千円)で実施設計予算を認めたが、基本計画がまとまった後発注する。
  • 遊び場整備の中で、利用料について市民は無料の方針(これまでは有料も検討との立場)
  • 管理運営は初めて指定管理者制度を導入したいと説明あり、指定管理者制度導入のメリットが見えない点を指摘。また、子育て支援センター(直営)、ヴィオ内ちっくたっく(NPO委託)とバラバラでは一体的な運営できないことから関係機関の協議(安全を第一に考えた一体的な運営や市の関わり)を求めた

 

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