注目大野市政

中部縦貫自動車道の開通効果を活かす

林議員が話題の大野市政やプロジェクトのを分かりやすく解説します。

令和4年度部分開通と令和8年春の県内全線開通に向けて準備を

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福井県内3区間で整備工事中

国土交通省による福井県内区間の中部縦貫自動車道の整備が進んでいます。
すでに北陸自動車道福井北JCT(ジャンクション)から大野IC(インターチェンジ)までは開通しており、現在、大野ICから油坂出入口までの区間「大野油坂道路(全長35キロメートル)」を3つの工区に分けて整備しています。なお、整備完了後も通行は無料です。
福井河川国道事務所ホームページで工事の進捗状況を確認することができます。
https://www.kkr.mlit.go.jp/fukui/

これまで、大野市では福井県内すべての整備を令和4年度末(2022年度末)までに終えるよう要望していましたが、令和2年4月に国土交通省が発表した開通見通しによれば、大野ICから(仮称)大野東ICまでの5.5キロメートル区間ならびに大野東ICから(仮称)和泉ICまでの14.0キロメートル区間の整備を、令和4年度末(2022年度末)までに終える見通しとなっています。

この区間には、大野ICを含めて4つのインターチェンジが整備されます。つまり、どこから降りても大野市であり、降り立つ人を優しく迎え入れる準備が必要です。それぞれのICから周辺の魅力スポットまでのアクセスをしっかり確保しつつ、地域の宝を磨き上げることが大切です。行政と地域との協働を進めることで、その地域の価値を高めていきます。

福井県内全線開通は令和8年春

なお、大野油坂道路区間のうち残る(仮称)和泉ICから油坂出入口までの15.5キロメートルの区間の開通見通しが「令和8年春」と公表されました。大野市はもちろん、福井県にとって、人の動き、モノの動きが劇的に変わります。福井県の東の玄関口である大野市の役割は交通の要所であり、日本海、北陸地方と岐阜県、愛知県などの中京圏、また長野県を通じて関東圏へつなぐ結節点となること。九頭竜川の源流域として名水を育む森林や農地など自然環境を次世代に守り受け継いでいくことが求められます。国連が定める17の開発目標(SDGs)実現に向けて、持続可能な地域を作っていく必要があります。

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