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(令和7年3月代表質問と回答)(6)文化振興の方向性と文化財の活用方策

※3月18日、動画から文字起こしを行い、質問に対する回答を追記しました。(正式な議事録ではありません)

大野市議会ライブ中継(3月3日YouTubeチャンネル)

令和7年3月第433回大野市議会定例会は3月3日(月)から本会議が再開。3日(月)午前10時から、会派を代表して質問に立ちます。ぜひ、傍聴いただくか、上記リンク先(YouTube)からライブ中継をご覧ください。

(6)文化振興の方向性と文化財の活用方策

(問)令和3年度に市長部局に「文化振興」を移管して4年が経過するが、市長が目指す本市の文化振興とは。

⇒(答)本市は、第六次大野市総合計画地域づくり分野において、市民が文化芸術に親しみ、文化財や伝統文化が継承され、郷土の歴史や文化の魅力が発信されているまちを目指す姿として、文化芸術の振興に取り組んでいる。今後も、あらゆる世代の市民が文化芸術を楽しむことができるよう、地域や学校、団体等との連携により、文化芸術に触れる機会を創出し、文化振興を図っていく。

(問)COCONOアートプレイスのターゲットは誰を想定しているのか。

⇒(答)市民の文化交流の場として平成30年3月にオープンし、本市に根付く小コレクター運動により市民が所有する絵画の展示や、本市にゆかりのある作家による企画展などを開催している。入館者が伸び悩んだことにより、令和3年10月に本施設が多様な文化芸術活動・交流の場として地域に寄り沿う場となるよう、庁内プロジェクトチームを立ち上げ、令和8年度までの施設の活用策をアクティブプランとしてまとめた。今後も、本施設の設置目的である市民の芸術に関する知識の向上、心豊かな文化交流の場を提供し続けるため、市民が多様な文化芸術に触れることを通じ、新たな交流が生まれ、アートでつながる文化芸術施設を目指す。

(問)文化会館あり方検討委員会での議論が終結し、3月には報告書が提出されるとのことだが、市としての方針はいつまでに決定するのか。

⇒(答)3月中に提出される報告書の内容を踏まえ、令和7年度の早い段階で方針を決定したい。

(問)令和3年1月26日の大野市総合教育会議において、市長と教育委員会で協議・調整が行われ、令和3年2月に市が定めた「教育に関する大綱」の中で「市民が文化や芸術に親しみ、文化財や伝統文化が継承され、郷土の歴史や文化の魅力が発信されているまち」を目指す姿とし、文化水準の向上を目指し、文化活動の拠点となる新たな文化会館の整備について検討を進めるとある。現在の文化会館を巡る議論を教育委員会としてどう捉えているのか。

⇒(答)文化会館の整備にかかる事務は、教育委員会部局から市長部局へ令和3年度に移管され、令和5年7月の教育委員会定例会で検討状況の報告を受けた。教育委員会としては議論を見守っている。

(問)国の天然記念物として地域指定を受けている本願清水イトヨ生息地の価値を、次代を担う子どもたちの成長に生かすため、事業を復活した「まちなか遠足」の出発地を本願清水イトヨの里に位置付けて名水と城下町おおのの魅力を市内外に伝えては。

⇒(答)まちなか遠足の出発地については、新年度「まちなか遠足」を「ワクワク城下町遠足」としてリニューアルし、遠足当日に市内の店舗で利用できるお買物券や、家族で再訪時に利用できるお買い物券の配布、専用のマップの制作などに取り組む。学校側の運営を考慮すると、発着地については学校側に判断を委ねるのが適当と考える。新年度に作成するマップには、観光施設や文化施設などの施設情報の掲載を予定しており、その中で本願清水イトヨの里も紹介し、遠足での周遊性を高める。

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