（議会質問と答弁）大野市の財政は厳しい！行政経営を掲げた組織再編の成果や調整状況は
#04財政健全化
（質問）令和４年度予算では、投資的経費に充当する地方債借入を増やしたり、財源不足を補う財政調整基金（貯金）を繰り入れたりすることにより、歳入を確保した。大野市の財政状況はこの１０年で悪化（※）している。自主財源が全体の３割しかない本市において、行財政改革は喫緊の課題。歳入見込額を超える経費をかけて利用者の増加を目指す施設があるが、行政経営の観点でどのような調整が行われたのか。
（回答）再編計画の方向性が「現状維持」「見直し」とした施設のうち費用対効果などに課題がある施設について、庁内検討チームで利用促進策を議論し、今定例会に予算を提案した。ＣＯＣＯＮＯアートプレイスでは、常設展と企画展に民間のチャレンジ企画を取り入れるとともに、開館５周年を記念する企画を実施し、来場者の増加に取り組んでいく。ＤＡＩＮＯＵスポーツランドは、冬期間以外の利用がほとんど無いため、夏場の利活用を図るためコースの草刈りなど行い、マウンテンバイクなどの利用者の増加につなげることができないか検討する。
（※）大野市の財政状況について、平成２２年度からの１０年間における経常経費は企業会計などへの繰出金、委託料などの物件費、福祉関係の扶助費が決算ベースでそれぞれ３億円以上増加した一方、その経費を補う経常一般財源は地方消費税交付金が２．３億円増加したのみであり、地方税も地方交付税も微減となっています。また、財政診断指標の一つである「実質債務月収倍率」は、一般会計における地方債現在高が１．６５億円増加した一方で、積立金が３６億円余り減少したことにより実質債務が悪化。これに特別会計や企業会計の地方債現在高が加わるとさらに影響が懸念されます。
（代表質問）議会での議論は市民との対話、約束です
（代表質問と答弁）議会での議論は市民との対話、約束です
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（大野市の方向性）行財政改革の本気度と公共施設のあり方
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○中部縦貫自動車道の福井県内全線開通をチャンスとするためにも、市民や事業者と共有できる大野市の方向性を示して、将来を描いた上で今何をすべきか。バックキャスティングの発想が必要だと伝えています。
（動画公開・令和3年12月大野市議会一般質問）令和4年度予算編成と次期市長選挙、より良い教育環境について
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○これから再編対象となる小中学校は地域も巻き込んで丁寧な議論が必要であり、地域課題として教育委員会も市長部局も連携して取り組むよう伝えています。
（大野市小中学校再編）令和6年に中学校2校、令和8年に小学校7校に
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