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(#福井県中体連)誰のための平日開催?中学校部活動の地域クラブ移行と逆行

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#01人の育成

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福井県中学校体育連盟(中体連)が今年度から教員の働き方改革にもつながると、7月の夏季総合競技大会の集中会期を従来の平日1日、休日1日から『平日2日』に変更すると発表した。

 

中学校部活動の休日における地域移行を進めると地域クラブへ受け入れを強引に進めながら、大会は平日に開催するとは、一体誰のために活動しているのか問題提起したい。子ども家庭庁は『こども真ん中政策』を謳い文句に設置されたが、省庁縦割りでは困る。

 

教員の働き方改革といえば、なんでも通じるのだろうか。各市町から補助金(負担金)を受けて運営している組織が、各市町の声に耳を貸さず、主役である子どもたちのことを考えずに進めて良いのか。

 

令和4年度、大野市軟式野球連盟として休日における部活動地域移行の実践研究事業を受託し、保護者や指導者の声を吸い上げて提出している。文部科学省やスポーツ庁は、若者減少の続く地方における部活動をどうしたいのか。また子どもたちと一番近くで接する教員自らが部活動をどう捉えているのか。

 

令和5年度から地域クラブチームにも中体連参加資格が与えられたが、その申し込み期限は1月中旬だった。この時点で部活動単位で出るのかクラブチームで出るのか結論を出すことはできなかったし、合意形成に時間がかかる。

 

子どもたちのための大会運営を求めていく。