活動報告

時代の変化への対応に力を注ぎます

「誇れるまち・大野」のために

(戦わぬ議会は負け)全国地方議会サミット2024に参加して

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#02時代の変化への対応

7月10日と11日は全国地方議会サミット2024に参加させていただきました。地方議会議員400人が一堂に集い、地方から国を動かすための具体的アクションを確認して互いを高め合う良い研修となりました。議会活動も改革も、すべて市民福祉の向上と地元自治体の発展に寄与するものでなくてはなりません。しっかり活動していきます。

※今年度のマニフェスト大賞、応募は7月31日が締め切りとなっています。

今回のテーマは『非常事態への備え これからの議会』でした。

今年元日の能登半島地震に直面された石川県各市町の首長や議長の話は、理事者と議会の立場の違いを認め合いながら、被災された方々の支援を早急に行い、希望を示せるか。時間の経過とともに「戻りたくても地元に戻れない」住民を出さないようにと、危機感が伝わってきました。決して風化させてはならないかと。

また今から13年前に発生した東日本大震災の被災地の首長、議会の話は被災3県でも復興には差があること、被災時のフェーズごとの議会の動き、理事者(行政)との情報伝達や共有に大変苦慮されたことなど、考えさせられる内容でした。大野市で大規模な災害が起こる前提での災害対応、業務継続計画BCPの作成など、準備を進めていきます。

さらに今回刺激を受けたのが急速に発達するデジタルの力。これが、災害対応で大変役に立っていることが分かりました。地元行政(災害対策本部)にデジタルの力をどう取り入れるか、避難者にどう生かせるのか。市民には丁寧な説明と理解を求めつつ、民間企業とは平常時からの備え、関係性を構築して非常時に備える動きが大切だと。大野市での取り組みを加速させていかなきゃと感じました。

戦わぬ議会は市民にも評価されずに理事者にも同じ土俵で議論してもらえません。議会全体でまとまり、理事者とともに、市民に安心して住み続けてもらえる、より良い大野市を創っていきます。

※ブログを通じて参考にさせていただいている四日市市長の記事です。戦わぬ自治体は負け…地域間競争を意識した発言、共感しました。