#04財政健全化

令和5年3月第433回大野市議会定例会は3月6日月曜日から本会議再開。大野市の方向性を明らかにすべく活発な議論をしていきます。

特に、令和5年度当初予算は一般会計総額が190億5000万円と過去最大規模の予算編成が行われました。

小中学校再編に伴う開成中、陽明中、下庄小の改修が本格化するとともに、有終南小、富田小は改修に向けた事前調査を行うほか、防災機能強化に向けた河川の大規模な浚渫工事、六呂師にあるトロン温浴施設うらら館への木質バイオマスボイラの設備整備などが予定されています。

危惧するのは健全財政の維持や見通し。財源不足を補うための基金（貯金）である財政調整基金は3月末残高約20億円のうち、6億5000万円を取り崩す予定です。基金に頼らない予算編成が実現できていません。経常経費にメスを入れる行財政改革も待ったなしです。

観光を産業化して事業者の稼ぐ力を支援していますが、大野市全体の市税収入は減額見込み。施設などの使用料なども減額見通しの中、これまで積み立ててきた基金（貯金）を取り崩し、また交付税による後年度以降補填のない市債（借金）も発行することで財源確保しています。

大野市ホームページ（大野市議会・質問概要）

将来に過度な負担を残さない！我々に課せられた大変重要な視点ですので、徹底した議論を行っていきます（我が会派・市政会、廣瀬会長の代表質問においても投げかけています）

詳しくは大野市ホームページ（記者会見資料）をご確認ください。