(今朝の新聞記事から)水害避難にはマイタイムラインと情報収集検証を
#02時代の変化への対応
令和7年9月21日、昨晩はカミナリとともに強い雨が降った福井県大野市。北海道釧路・十勝地方で初めて線状降水帯が発生したと発表があり、富山県高岡駅と城端駅間を走るJR城端線が大雨による一部列車に運休や遅延が発生しています。
今朝の福井新聞には昨年発生した奥能登豪雨から1年経つ中、特別警報前に災害の被害に遭った方が半数を超えたとの記事。情報周知が課題であると、行政側の取り組みを求める内容が掲載されています。
水害は避難する時間がある
しかし、災害のうち水害は人命被害を最小限に抑えられると言われています。それは天気予報や雨量情報、河川水位の状況などをあらかじめ入手できるためです。大野市でも水害の危険性が高まった場合、躊躇なく避難指示や自主避難所の開設を行うようにしています。
◯大野市上打波の雨量グラフ。23時からの2時間で50ミリを超える雨が降ったことがわかります。
https://trafficinfo.westjr.co.jp/sp/hokuriku.html#00566959
ポイントはマイタイムライン
自分自身の命を守るため、行政側からの避難指示などを待つのではなく、どのタイミングでどこへ逃げるのか、助けが必要な方の支援をスタートさせるか、マイタイムラインの検証と訓練が必要です。
マイタイムラインの作成方法などはご相談ください。これまで得た防災士としての知識や研修で得たことをお伝えしていきます。自分の命は自分で守り、他人を助けるチカラに。
◯昭和40年9月に発生した奥越豪雨(40.9風水害)から今年2025年で60年。真名川ダム建設を受け入れた我が先祖や旧西谷村の方々により、下流の大野市内、勝山市、永平寺町、坂井市など九頭竜川水系の水害被害軽減につながっています。しっかり受け継いで語り継いでいきます。
◼️福井県内の河川水位や雨量などを確認することができます。