活動報告

時代の変化への対応に力を注ぎます

「誇れるまち・大野」のために

秋葉集会所をみんなできれいに(自治会活動と市民協働)

#02時代の変化への対応

我が町内・春日二丁目東区にある秋葉集会所の清掃作業が行われました。役員、厚生部の皆さん、お疲れさまでした。

自治会活動は人と人のつながりを大切にする上で大変重要ですが、担い手であるメンバーの高齢化や減少、また活動内容の固定化による必要性などが度々議論されてきている時代になりました。

(先日も自治会に加入しない方のゴミステーションへのゴミ出しは拒否できるのか裁判になったニュースがありました)

私自身は、大学卒業後に地元に戻り公務員として働く中で自治会活動に参加。青年会(今は年齢的に壮年会)や体育協会などの活動を通して人脈をつくることができましたし、公務を進めていく中で自治会活動を理解しておくことも大変役立ちました。

今も組織の意義や活動の必要性を感じています。

ただ、時代の変化への対応は大事であり、次の世代が何のためにやるのか、行政ではない自治会としての存在意義を見出せるよう、世代を繋いでいく役割が求められていると感じています。

  市民と誰の協働?自治を検討??

https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/chiikidukuri/shimin-kyodou/jyuminjichikentou.html

市役所が開く委員会には、条例で定める審議会(市長への諮問機関)と市長自らが立ち上げ助言を受ける委員会があります。目的がはっきりしないもの、委嘱する委員の重複も見られることから整理するよう議会で提言しています。

上記は令和3年度に大野市役所が大幅に組織再編を行い、新設された地域づくり部が中心となって進めているテーマです。特長ある取り組み、地域ごとの魅力を高める企画・イベントに取り組んできた公民館を市長部局に移してさらに官民協働で地域づくりを進めると期待しました。

が、実際には公務員を配置している公民館の管理運営を地域団体に任せたい意向が区長らに示されたことから反発が起こり軌道修正。地域の課題を自らが再認識することから始まりました。

そして乾側地区で公民館の建て替え(市役所側はなぜか体育館に増築と言ってますが)を議論する中で、また管理運営を地域団体に任せたい意向が示されて立ち上がったのが上記委員会です。

議会で確認したのは、市民協働とは市民と誰の協働なのか。それについては市役所内部でも考え方にズレがあり、市長は団体・事業者を、担当部局は行政との協働を考えているようでした。

私自身としては、市民の活動をより持続可能とするため、行政との協働のあり方を議論し、大野市としての方針を示すが強制(押し付け)するものではないとの確認をしてあります。その前提で議論の行方を見守っている状況です。

公共施設のあり方も市民福祉の向上につながっているのか不満が高まっています。行政は何のためにあるのか、誰のために活動するのかを今一度考え、市民の声が反映される市役所運営を求めていきます。

#誇りある大野市を取り戻す