活動報告

時代の変化への対応に力を注ぎます

「誇れるまち・大野」のために

大野市ならではのウェルビーイングとは?福井県の取り組みからヒントを得る

#02時代の変化への対応

◼️福井県大野市のウェルビーイング個別調査結果(さらに分析が必要だと感じています)

令和7年2月3日、福井県立大学地域経済研究所主催「地域経済研究フォーラム」に参加しました。今回のテーマは「福井県のウェルビーイング政策の全体像と最新動向」。

  大野市の情報掲載、ウェルビーイングの動き

下記のリンク先からダッシュボード、福井県大野市、個別調査を選択すると令和6年に行った調査結果を確認することができます。

https://well-being.digital.go.jp/

大野市では昨年12月の第441回大野市議会定例会において市長から「令和7年度予算編成にあたりウェルビーイングの視点を加えて施策を検討するよう職員に指示した」と所信表明があったことから、議論したところです。

(詳しくはこちらをご覧ください)

  フォーラムに参加して感じた可能性

福井県が「居場所と舞台」を提供する中で福井県民の幸せな状態の維持、向上を図るためウェルビーイング指標を積極的に取り入れ進めてきていることが分かりました。客観指標と主観指標の差は成長の伸び代だと聞いて、重要なヒントを得たと感じました。

具体的な例として私も参加していますが、歩数計アプリを活用して健康ウォーキングを実践する中で、単なる参加者数を指標とせず、参加者の幸せ度合いの改善を取り組み前後で測り数値で表すなど、できる限り施策をオープンにすることが大切。民間企業を巻き込んだ協働のカタチも模索しているとのことで大野市の施策の改善を求めていきます。

これまでの客観指標による評価だけではなく主観指標を用いた分析がとても重要であり、一人ひとりがより幸せな状態を作り出すことで地域に「幸せの伝播」が生まれるとも。地域のつながり、人のつながりが強い大野市では「結(ゆい)のまち越前おおの」のベースがあります。可能性を感じました。

福井県の構成自治体である大野市として、このウェルビーイングや調査結果をどう捉えてどう予算に反映させるのか。今月21日に開会予定の大野市議会においても市民や事業者のために行政がどうしていくのか、その対策や実践を求めていきますし、私自身もしっかり論点を整理して臨みたいと思っています。