活動報告

産業振興に力を注ぎます

「誇れるまち・大野」のために

中部縦貫自動車道を活かす観光・交流戦略に投資を(官民連携・協働の仕掛け)

この記事は公開から2年以上経過しています。

#03産業振興

○令和4年5月29日に大野市で開催された『中部縦貫自動車道 大野油坂道路 整備促進大会』

『中部縦貫自動車道の開通というインフラ資産の活用による効果を最大限活かしたまちづくり、地域づくりに取り組む』。

国に対する道路整備予算確保の要望はもちろん大切ですが、官民連携、官民協働による仕掛けをどんどん増やしていかなければ、この整備効果は活かせません。最終的には、大野市に住む市民にとって住み続けたいと思える地域づくりにつながらなければなりません。

市外から大野市を訪れる(観光や移住)者を増やす仕掛け、特に観光客を受け入れるための設備投資や挑戦を促すことでお金を気持ち良く使ってもらう力(外貨獲得)をつけると同時に、市民は地域づくりの観点からも移住者や訪問者をやさしく受け入れるための『おもてなし・声かけ』『市民同士の助け合い・おすそ分け』『担い手・支え手の確保と時代に合った対応』といった変化が求められます。

#結の心

#将来を描いて今何をすべきか・バックキャスティング

#時代の変化への対応

○大野市の各部局におけるアクション実行に向けた政策ミッション

(地域経済部)農林業や商工業、観光による産業振興を推進する。地元産業と連携強化できる企業の誘致促進と働く環境(条件等)の改善

(くらし環境部・健幸福祉部・地域づくり部)市民の住み続けるための仕掛けを応援する。時代に合わない組織体制・行動の改善

(行政経営部)

簡素で分かりやすい組織体制構築と時代に合わない無駄な業務・施策の改善。厳しい財政運営のスピード感持った改善取り組みを推進する。ヒト、モノ、カネをどう重点化するか方向性を明らかにする

大野市では次の5点を整備効果として掲げていますが、各部局がこのアクションを実行していくにあたり連携・共通認識のもと各施策を展開していかなければなりません。バラバラの状況であるため、論点を整理して政策提言していきます。(以下は、大野市ホームページ・高速交通アクションプログラムから一部抜粋)

(1)北陸圏・中京圏・関西圏・関東圏を結ぶ広域ネットワークが構築されます。

  • 特に中京圏へのアクセスが格段に向上し、通勤圏の拡大や交流人口の増加が期待され、これまで以上に結びつきが強まります。

  名古屋~大野 2時間30分⇒2時間10分
(2)広域的な迂回ルートと冬期間の安定した交通の確保が図られます。

  • トンネル区間が多いため、雪の影響を受けにくく、道路の形状も良いことから、冬期間の安定した交通の確保が図られます。

(3)観光客の増加や市場の拡大、企業誘致、雇用の確保に効果があります。

  • 大野市周辺を訪れる県外からの観光客で最も多い中京圏からの観光客の更なる増加が見込まれます。
  • 安定した物流ルートの確保により、農産物などの出荷量の増加や市場の拡大、企業立地の促進、働く場の確保が図られます。

(4)救急搬送の時間短縮により、大きな安心が得られます。

  • 和泉地区から福井県立病院への搬送時間が約74分から約51分に短縮されると同時に、走行性が向上することで、搬送患者の負担が大きく軽減されます。

(5)交流拡大と災害時の相互応援の強化につながります。

  • より多方面の市町との交流や経済交流の発展が期待されると同時に、大規模災害時における迅速かつ円滑な応援・受援対応が可能となります。