お待たせしました!平日入浴再開へ(大野市九頭竜温泉・平成の湯)
更新日: 2025.7.24
#03産業振興
◯九頭竜温泉・平成の湯
国道158号土砂災害による通行止めが解除(迂回路の開通)されたことを受けて、大野市下山にある大野市九頭竜温泉・平成の湯の平日営業が再開されました。大変お待たせしました。詳しい顛末は下段にてお伝えしますが、ぜひ平日を含めてお立ち寄りください。
【営業時間等】午前10時〜午後9時
【定休日】毎週火曜日
【アクセス】中部縦貫自動車道下山ICから3分
※下山ICはハーフインターチェンジのため岐阜県方面からの下車はできません。道の駅九頭竜前の国道158号を大野・福井方面にお進みください。
平日休館に至った顛末(2月3日〜)
同施設は隣接するホテルフレアール和泉とともに指定管理者制度に基づき民間事業者による経営が行われています。指定期間は令和5年度〜7年度(令和8年3月31日まで)。
そんな中、利用者数はコロナ前まで回復しているが、人件費や電気料、燃料費の高騰により恒常的な赤字となっていることから事業者からの求めにより、令和7年2月3日から平日を休館とし、平日はフレアール和泉の大浴場で代替していると報告がありました(令和7年3月くらし産業分科会長報告)。
国道通行止めを『不可抗力』扱いに(3月18日〜)
国道158号土砂災害は3月18日に通行止め措置が取られていたことから、人的被害はありませんでした。ただ岐阜県との行き来ができなくなり、営業を続けた道の駅九頭竜などは大変な影響を受けました。
そして九頭竜温泉・平成の湯については、事業者との基本協定による『不可抗力』を適用して、平日休館を国道158号の通行止めが解除されるまで継続したいと報告がありました。
国道通行止め解除により営業再開(7月23日〜)
先日(7月18日午後2時)、国道158号土砂災害現場近くを通る迂回路が開通したことから、九頭竜温泉・平成の湯の平日営業再開が発表されました。19日から21日の三連休、22日の休館を経て本日23日から平日の入浴が再開しました。
今後の論点(九頭竜温泉・平成の湯)
- 指定管理者制度導入施設における条例遵守義務
- 2月3日から3月18日までの休館を認めた市の対応と予算執行
- 令和8年度以降のホテルフレアール和泉を含めた管理運営方針(公共施設再編計画において今後の方向性が異なる2施設)
- 毎週水曜日の営業開始時間(水曜日のみ午後0時スタート)と市の対応
- 市内温泉・温浴施設の機能集約化
◼️9月30日までキャンペーン期間延長されている『大野・勝山わくわく周遊』の概要
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